生キャラメルの作り方

甘くておいしいキャラメル、温度計で煮詰める温度をきちんと測ればわりと失敗なく作れるのです。
生クリームは植物性脂肪を使っていない乳脂肪分45~48%のものを使ってください。
バターは仕上げに入れるほうが香り高くできるのですがうまく仕上げるのがすこし難しいのではじめのほうで加えるやり方にしました。
ここではバニラ味のキャラメルをご紹介しますがバニラに変えてインスタントコーヒー小1~2を加えてコーヒーキャラメルにしたり、仕上げにローストして刻んだナッツ類を混ぜたりしていろいろな種類のキャラメルを楽しむことができます。



材料  生クリーム 200cc
グラニュー糖 200g
はちみつ 45g
水あめ 20g
バター(無塩) 20g
水 50cc
バニラペースト
(またはバニラビーンズ)
(またはバニラオイル) 1~2g
(一本分)
(少々)

使う道具として


なべ(ふきこぼれないように深型のもので少々厚手のものが望ましい)
温度計(200度計)
はけ(お湯に浸しておく)
木べら
バット、金属製の弁当箱等キャラメルを流しいれる型(ここでは16×20cmのバットを使っています。この分量だとこのくらいの大きさのものがちょうど良い厚さになります)
オーブンペーパー(バットに敷く分と出来上がったキャラメルを包む分)
包丁、まな板
などがあります。
材料をすべて計量し、バットにオーブンペーパーを敷いておきます。



<作り方>

なべに分量の水を入れ、グラニュー糖、水あめ、はちみつ、バニラを入れる。弱めの中火くらいの火加減で熱し、木べらでゆっくりと静かに混ぜながら溶かす。
砂糖が溶けたら生クリーム、バターを加える。木べらでゆっくり静かに混ぜる。
(ガシャガシャと忙しく混ぜると砂糖が戻ってしまって舌ざわりが悪くなるので注意)
生クリームと糖液がなじんで混ざったらあとは仕上がるまで混ぜない。
沸騰してくるとブワーッと吹き上がってくるので気をつけて見ている。
沸騰し始めたらふきこぼれないように火加減を調整(弱火くらい)する。
温度計を入れ、132~3℃まで煮詰めていく。
途中、時々刷毛にお湯を含ませたもので鍋肌をきれいにする。(焦げ付きを防ぐ)
沸騰したあと、130℃くらいになるまで結構時間がかかる(20分~25分くらい)が、あせらないで先ほど弱めたときの火加減で煮ていくこと。
125℃を過ぎたあたりから温度の上昇が比較的早くなるので煮詰めすぎないように気をつける。
写真はもうじき煮あがる128℃くらいのもの。

132~133℃になったら火を止め、鍋敷き等に乗せる。(そのままガス台に乗せておくと余熱で熱せられてしまう)
泡が落ち着いてくるまで待つ。
しばらくたって泡が消え、粗熱が取れてきたらオーブンペーパーを敷いたバットに流しいれる。
万一なべ底に焦げ付きがあったときはそこはそっと鍋に残しておいて焦げていない部分だけを流すようにする。
バットを両手で持って軽くトントン、と台をたたくようにすると底の方の泡が浮き上がってくるので楊枝などでつついて泡を消すときれいに仕上がる。
キャラメルが冷めて固まってきたら時々触って固さを確かめ、
完全に固まる前(指で少し力を入れて押すとへこむくらい)に型から出して包丁で切り分ける。(1.5~2cm角くらいの大きさ)
このときに細かく包丁目を格子状につけてから切るといかにもキャラメルっぽい模様になって楽しい。
切り分けたキャラメルはオーブンペーパーを適当な大きさに切ったもので包むと紙にくっつかないので食べやすい。
紙に包むときにやわらかくて扱いにくいときは冷蔵庫で少し冷やすと固まって扱いやすくなる。


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